映画「陽だまりの彼女」でヒロインを演じている女優、上野樹理(うえのじゅり)さん。2001年に「クレアラシル」の3代目イメージガールでデビューしてから数々のドラマ、映画、そしてCMに起用され活躍されてきました。
3姉妹の末っ子で育った彼女。兵庫県加古川で育ち、長姉は姫路でDJとして活躍中のDJ SAORI。2番目の姉はシンガーソングライターの上野まなさん。
現在、数々のメディアで光を浴びている上野樹理さんですが、実は悲しい過去があります。
今日は、2016年5月6日に地上波初放映される「陽だまりの彼女」のあらすじや映画の秘密に加えて、上野樹理さんの過去や経歴、出身地加古川について。さらに芸能界を目指すきっかけとなったお母さんとの想い出についても紹介したいと思います。
映画「陽だまりの彼女」のネタバレと秘密!?あらすじと概要は?
2013年10月に公開された「陽だまりの彼女」
ヒロインは渡来真緒(わたらいまお)役の上野樹理。
渡来真央の中学時代を演じるのは、葵わかな。
ヒロインの恋人は奥田浩介役の松本潤。
映画は、湘南の海辺で岩の隙間に落ちた一匹の猫を見つけた浩介が、
その猫を助けるところから始まります。
そして映画では時が過ぎて浩介が中学生となり、一人の女の子が転校生として来るところへと移ります。
その転校生こそ、本作品のヒロイン渡来真緒。
中学生時代の真緒を演じるのは葵わかなさんです。
真緒は、勉強もあまり出来ず、性格はおっとり。
転校してしばらく経つと周囲から変な目で見られるようになり、クラスの女子達からいじめに遭います。
ある日の休み時間、真緒はイジメっ子の中心人物である潮田(うしおだ)から、酷いことをされます。
潮田は、真緒の髪をみて「あんたっ髪だけは本当に綺麗だね。」
その言葉に真緒は笑顔でこう言います。
「ありがとう。私あんまり褒められたことないから嬉しい。」
笑顔でこう応えた真緒を見て、不敵な笑顔を見せながら潮田は続けてこう言います。
「こうすれば、もっと髪が綺麗になるよ。」
そういって潮田は手にマーガリンを付けて、その手を真緒の髪の毛になすり付けたのです。
うつむき何も言えない真緒・・・
ちょうどその時、廊下から教室に入ってきた浩介が一部始終を見ていました。
「いいかげんにしろ!」浩介は潮田に詰め寄ります。
浩介にくってかかる潮田。
浩介は、黙って潮田から残りのマーガリンを奪うと、マーガリンを手で潮田の顔になすりつけます。
悲鳴をあげて教室から飛び出す潮田。
その後、浩介の親が学校に呼び出されたり、周囲からは変な奴というレッテルを貼られた浩介ですが、これをきっかけに真緒と浩介の距離が近まりました。
真緒は、勉強が苦手でしたが浩介が懸命に教えることで少しずつ学力も上がっていきます。
そして、いつの間にか真緒も浩介も、お互いをかけがえの無い存在だと認識していくのでした。
浩介の家の近くの公園が、いつしか二人が安心して過ごす場所となっていき、そして二人はその公園で始めてキスを交わしたのでした。
しかし、浩介は突然、家の事情で引越しをすることとなってしまいました。
真緒にとっても、浩介にとっても、お互い大事な存在でした。
真緒は引越しの前日、浩介の家に来て部屋で泣きながら別れの言葉を交わしたのでした。
それから時が経ち、浩介は大学を卒業して広告代理店に就職します。
入社2年目で、仕事もパッとせず、先輩の田中さんの下で営業の仕事をしていました。
何かにつけて「遅い!」と怒られてばっかりの浩介。
しかし先輩の田中は浩介の事をいつも気にかけていました。
田中は、仕事は出来るのですが、女性との良い縁がなかなか無く、たまに合コンで知りあった女性と食事に行ってはご飯だけで後が続かない・・・
そんな失敗をしては、気晴らしのために浩介を飲みに誘うのです。
しかし、そういう場が不慣れで苦手な浩介は何かと理由をつけては田中の誘いを断っていました。
ある日、クライアントへのプレゼンに出向いた田中と浩介。
相手はランジェリーメーカーの「ララ・オロール」
広告の責任者たちとの挨拶をしていると、一人の女性が近づいて来きました。
浩介は何故かその女性に目を奪われます。
どこかで見たことのある雰囲気を纏った女性・・・
懐かしい思い出が脳裏に蘇る・・・
不思議な気持ちで見ていると、その女性はプレゼンの打ち合わせの自分たちの居る部屋に入ってきます。
浩介は、クライアントとの挨拶中であることも忘れて、その女性にくぎ付けになります。
そしてその女性から手渡された名刺には懐かしい名前がありました。
「渡来真緒」
小声で浩介が囁きます。「もしかして南藤沢中の・・・?」
そうです。
あの中学時代に浩介がいじめを助け
仲良くなって毎日家の近くの公園で話をして
そして初めて女の子を好きになり
二人で初めてのキスをした相手
渡来真央だったのです。
(ここから劇中では、渡来真央を上野樹理さんが演じます。)
彼女は、東京の大学を卒業して、「ララ・オロール」に就職していました。
そして広報の部署に就いていたのです。
久しぶりの再会に心が躍る浩介ですが、気になる存在もありました。
真緒の上司である梶尾広報部長。
梶尾が真緒を見るその視線は、ただの部下を見つめる眼差しでは無いと感じる浩介。
プレゼンが終わった帰り道
浩介の上司の田中は浩介のそんな気もしらずにこう言います。
「あの二人はただの関係じゃあないね。」
「やっぱりそう思います?」
意気消沈する浩介。
久しぶりの真緒との再会に心が弾む気持ち
しかし真緒にはもしかすると既に恋人が居るのでは・・・
気持ちが揺れる浩介。
帰社して浩介は広告の申請を上司の杉原部長に提案します。
ララ・オロールとの打ち合わせでは、街中や駅構内のセットボード広告の提案をしたことと、ランジェリー広告の内容について話します。
しかし、鉄道広告でランジェリー広告というのは露出が多すぎる。
鉄道会社から心象を悪くして取引を停止されたら困ると懸念した杉原部長は浩介の案は申請出来ないと冷たい返事。
途方にくれてしまう浩介。
暗い気分で浩介は家路につきます。
しかしあることに浩介は気付きました。
良く見ると他社のランジェリー広告が、街の至るところに実はあったのです。
浩介は上司の杉原部長を説得するため、都内のあちこちの広告を写真で撮影して回ります。
そして歩き疲れてベンチに座っていた浩介に女性が声をかけます。
真緒でした。
真緒は浩介がララ・オロールの広告案を上司に説得するために写真を撮っていることを聞かされ、二人は一緒に東京中の広告を調べて回るのでした。
そして、浩介はリサーチ結果を杉原部長に報告し、上司もしぶしぶ審査のOKを出します。
このことで真緒と浩介の距離は一気に近まります。
しかし、これには実は秘密がありました。
一見、偶然の再会、そして二人で困難に立ち向かったことで、幼馴染の二人の距離が近くなって恋心が再び・・・と思うかもしれません。
しかし、すべて真緒がこうなるようにストーリーを描いていたことなのでした。
真緒は浩介と離れてから、浩介と再会するために猛勉強し、
東京の名門大学に入学し
浩介が広告代理店に就職したことを知り
ララ・オロールの広報部に就職したのです。
すべては、浩介ともう一度巡り合いたいという想いからでした。
そんなことは知らずに浩介は真緒と一緒に暮らし始めます。
しかし、真緒には浩介にも話せていない秘密がありました。
真緒が中学で転校をする前の事。
真緒は夜中に服も着ないで歩いているところを保護をされたこと。
その保護をした際に立ち会った一人の警官。それが真緒の養父で、実は里子であったこと。
真緒は、里子として養父母に出会う前の記憶がすべて消えてしまっていること。
ある日、浩介と真緒は二人で江の島にデートに出かけます。
いきおいで、真緒は浩介を実家に連れて行きます。
真緒の父は、浩介に言います。
「真緒からどこまで聞いている?」
ここで真緒の養父から真緒の秘密を聞かされます。
しかし、真緒のことを心から愛していた浩介は、どんなことでも受け止めると誓います。
なかなか二人の結婚を認めてくれない真緒の父。
真緒は浩介と駆け落ち同然で結婚しようと言い、浩介もそれに賛同。
二人は婚姻届を提出するのでした。
二人だけの生活を慈しむように浩介と真央は過ごします。
真緒とこれから何十年も一緒に過ごしていけると思い描いている浩介。
しかし、真緒には、まだ秘密がありました。
もう、自分にはそれほど長い時間が残されていないということを真緒は浩介には秘密にしていたのでした。
その秘密は、江の島に住むある老女が関わっています。
江の島の老女の家は、猫屋敷。
何匹もの猫と、その老女が共に暮らしていました。
そこに真緒の最大の秘密が隠されていたのです。
ある日、ベッドにたくさんの長い髪の毛が抜けているのを見つけた浩介。
心配して真緒に問いただしますが、何でも無いとしか言わない真緒。
しだいに痩せて、身体の状態が悪くなっていきます。
いつの間にか結婚指輪もスカスカになっていました。
病院にいっても、原因は不明。
映画の後半で、浩介は真緒の本当の秘密を江の島にあるネコ屋敷に住む老女大下(夏木マリ)から聞かされます。
そして、それまでの出来事の全てが繋がっていきます。
実は真緒は、少年時代に海で助けた一匹のネコだったのです。
浩介に助けられたそのネコは、浩介に恋をしました。
どうしても、もう一度浩介に会いたい・・・
ネコだった真緒は、江の島の老女に願います。
浩介に会いたい。だから私を人間にしてほしいと。
真緒は、たとえ苦しい運命を受け入れてでも、浩介のそばに居たかった。
ある日、図書館で二人は諺の本を見つけました。
その本の中にあった外国のことわざ。
A cat has nine lives.
訳すと「猫は九生を持つ」 本当の意味は、猫は敏捷でなかなか死なない。つまり他の動物よりも長生きするという意味です。
しかし、真緒は輪廻の先でも浩介を必ず見つけ出して、たとえ浩介に自分の記憶が無くなっていても、必ずもう一度結ばれると誓います。
真緒はそれほどまでに、浩介に対して深い愛を持っていたのでした。
そして、その言葉を受けとめる浩介。
真緒は、定めを受け入れたく無い一心から老女にお願いをします。
「もう少し時間を延ばせることはできないの?」
しかし、老女はこう呟きます。
「こればっかりは無理だよ・・・。おまえはそれを知っていて、それでも好きな人のところに行くと決めたんだろう・・・」
「お願いだからもう少し生きたい・・・」
浩介との時間を大切に想う切ない演技を上野樹理は見事に表現しました。
そして、その演技を引き立たせる見事な演技を夏木マリは同時に演じました。
浩介と真緒はどうなるのか。。
気になる方は是非映画をご覧ください。
この「陽だまりの彼女」の小説は、『女子が男子に読んでほしい恋愛小説NO1』という謳い文句で全国の書店で販売され、累計発行部数は100万部を超える大ヒットとなりました。
二人がお互いの運命を受け入れて覚悟をするラスト
まぶしいくらい二人は輝いています。
あなたにも是非見て欲しい映画の一つです。
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上野樹理の秘められた悲しい過去と経歴
この陽だまりの彼女で名演技を披露したヒロイン上野樹理さん。
今では数々の活躍を積み上げて来られました。
上野樹理が演技と向き合うとき
それは、狂おしいほど真剣です。
時には監督ともぶつかり
気難しいタレントとも言われたこともあります。
演技にダメだしが入ると、眉間に皺を寄せて議論をすることもあります。
映画のシーンで見せる眩しい笑顔
しかし、撮影現場の裏側では別人のようになることもあります。
その理由・・・
自分が与えられた役になりきる
だから、自分が思い描く役である以上、自分がイメージ出来ないセリフや行動は、自分自身が納得するまで演技が出来ないのです。
女優である以上、指示されたように演じるのは当たり前のことかもしれません。
しかし、上野樹理はその役自身になりきった上で、疑問や違和感を曖昧にしたまま演じることは、出来ないのです。
「人形じゃないから・・・」
言われたまま、流れで演技をしてしまうのは、違うのではないだろうか。
とことん納得するまで話し合って演技(役)と向き合いたい。
偏屈といわれるかもしれない。
変わり者と思われるかも知れない。
気難しいと見られるかも知れない。
でも、女優としていい加減な気持ちで、役と向き合いたくは無い。
彼女の撮影現場では、周囲が思わずヒヤリとするような言葉が、彼女と撮影スタッフとの間で繰り広げられます。
しかし、これがあるからこそ上野樹理の演技は、人一倍輝きを増すのかもしれません。
気難しい役者と言われながらも多くの監督が上野樹理にラブコールを贈る理由。
「彼女は演技に対して命がけでぶつかってきてくれる。分からないままなんとなく演技する女優もたくさんいるけど、彼女は違う。分かるまで・・・納得して演技をしてくれる。だからこそ信頼できるんです。」
しかし、彼女の輝きの秘密は実はこれだけではありません。
次では、上野樹理さんの芸能界に挑戦するきっかけとなった母とのエピソード、そして上野さん一家を襲った悲しい過去についてお話したいと思います。
上野樹理の性格はキツイ?!役者として輝く彼女の悲しい過去と母とのエピソード
上野樹理は、冒頭でも話したように兵庫県加古川市の田舎で育ちました。
中学時代、地元で特別有名だったわけでもなく、どちらかというと地味目の普通の中学生でした。
上野樹理のプロフィール
生年月日:1986(昭和61)年05月25日
血液型:A型
身長:167cm
スリーサイズ:80-58-85
上野樹理さんは、元々裕福な家庭に生まれました。
父は精密工場を経営する社長。
加古川で大きな家で両親、二人の姉、そして祖父母と暮らしていました。
しかし、小学生の時に父が経営する精密機械の工場が倒産。
祖父母と共に家族が過ごした加古川の豪邸は、それが原因で手放さなければなりませんでした。
その後、上野家は経済的に非常に苦しい状況で生活をすることとなってしまいます。
上野樹理さんが14歳になった頃、友達にインスタントカメラで撮影してもらった写真で、ファッション誌のオーディションに応募をします。
しかし、あえなく落選。
ところが、当時まだ小さな事務所だった「ウィルコーポレーション」からの誘いを受けます。
当時、中学2年生だった上野樹理さん。
事務所の社長が神戸に来て、上野樹理さんと、その付き添いで来たお母さんの3人で会う事になりました。
実は、この時お母さんの身体は病に侵されていました。
意識が朦朧とする状況の中、末っ子の樹理さんの芸能界入りを涙ぐみながら笑顔で応援します。
貧しい生活ながらも、お母さんは樹理さんの芸能界での活躍を夢見て病と闘っていました。
しかし樹理さんの初のCM出演が決まる直前の1月の寒い日
上野樹理さんのお母さんは急死されます。
お通夜では、3姉妹が気丈に振舞っていました。
その姿がとても切なかったと参列した方達は後々お話されました。
上野樹理さんが、苦しい経済状況の中で芸能会に憧れたきっかけ。
芸能界を目指す前、家でテレビを見ている時にお母さんがこう言った事がありました。
「あんたもこんな風に、テレビに出られたらええのになぁ」
かつては父親が工場を経営し二人の姉と両親、祖父母と共に過ごした
父の会社の倒産
母の突然の死
母の死後、樹理さんの祖母は、「義務教育だけは受けさせてあげなければ」と樹理さんが中学を卒業するまで面倒をみる事にしました。
樹理さん自身も、「自分の生活でかかるお金は、自分で仕事をして稼がなあかん。そして自分の力で生きていけるようにならなあかんねん。」
そんな気持ちを常に持っていました。
末っ子だった樹理さんの心の中にいまでも記憶している母の言葉
自分が芸能人になって有名になれたら、あの頃のように
家族が笑って一つの家に暮らしていた頃に戻れるかもしれない・・・
図らずとも、父の会社の倒産、母の死が樹理さんを強くしていくのでした。
女優になった上野樹理さんが20歳の成人式を終え、一度だけ家族全員で暮らした家のあった場所を訪れた事があります。
今では更地となってしまった場所
かつて家族全員が笑っていた場所
優しい母がつくってくれた晩御飯を家族で囲んだ食卓のあった場所
でも、もうそこには想い出のつまった家は存在しない。
それを見ることは、どれほど辛い事か・・・
気丈にも彼女は明るくこう言いました。
「私には帰る場所ってもう無いんですよ」
でも、いつかはここに一度来なければ前に進めないような気がしていた。
だから来た。
ここに玄関があって・・・
廊下をすすんでここにソファーがあって・・・
自分と、家族が一番幸せだった頃を思い出しながら確かめるように
家のあった場所を歩く上野樹理。
これで自分の辛い過去とひとつの区切りをつけるかのように、確かめながら歩く。
彼女は言います。
「戻る道は無い。」
前に進む道だけを見て歩いていく。
女優「上野樹理」
彼女にしか演じられないリアリティがある。
彼女にしか呼び寄せられない境界がある。
彼女は今も亡き母の残してくれた言葉を胸に
眉間に皺を寄せながら、役者として歩き続けているのです。
筆者からのあとがき
私も実家を失った過去があります。
小さい頃から父と母との想い出がつまった家。
柱には、小さい頃から背丈をはかった傷
プラモデルを作っていてこぼした塗料の跡
買っていた犬がかじってしまった玄関
そんなものさえも、愛おしい想い出がつまった家
取り壊しの日
母は、自分の家を見る事が出来ず
それから家のあった場所には長い間訪れることが出来ませんでした。
私は十年ちかく経ってから、かつて家のあった場所を訪れました。
胸が張り裂けそうな気持になったことを覚えています。
幸せだったからこそ、失ったものを見るにはとても勇気が必要です。
しかし、そこに縛られているままでは前には進めない。
でも、それを乗越えたからこそ、手に入れたものがあります。
今はかけがえのない家族が居ます。
そして、かつての想い出のつまった家より、たくさんの想い出をこれからつくっていく家もあります。
そして、自分の家族、子供たちのために
大事なものを守って私も前に進んでいます。
今は、すべてのことが今につながるための道だったのではないかと思えます。
上野樹理さんは、こういう言葉で表現されています。
「なんとかしなければという状況に追い込まれたからこそ、私はここまで頑張れた。
だから恵まれない環境と言うのは、実は才能を産んでくれる恵まれた環境なのかもしれません。」
彼女がこれからも私たちに感動を与えてくれることを願いながら応援したいと思います。