昨今、Youtuber(ユーチューバー)と呼ばれる人達が生まれ、動画配信で収入を得る手法が話題になっている。
実は、筆者もチャンネルを複数持っており、1つの動画で10万近くの再生回数の動画もあり毎月少しではあるが報酬が発生している。
もし、それが100万再生とか1000万再生であれば・・・
いま、企業や組織ではなく、個人が世界に情報発信をすることがとても容易な時代となっており、実はこのブログも世界中の約40カ国からアクセスがコンスタントに集まっている。
今日お話するのは、音楽を通じてSNSやYoutubeを活用してプロモーションをかけつづけた結果、大手レコード会社の目にとまりメジャーデビューを果たした、あるピアノ演奏者、チェロ奏者、そしてその演奏を魅力的なコンテンツに作り上げるメンバーについてお話しようと思います。
彼らの名前は・・・ピアノ・ガイズ
ピアノ・ガイズのアナと雪の女王の「Let it go」がyoutubeで5600万再生を超えた!
この動画を見て欲しい。
アナ雪を見た人なら、あのオリジナル曲をピアノとチェロでリメイクしているこの曲を聞いて楽しめると思います。
何より、彼らの演奏
こんなに楽しそうに演奏をしているのを見ていると、こちらまで元気にされてしまうのです。
すでに彼らは複数のアルバムを発表しています。
通常、アルバムは数曲のキラーコンテンツ曲があり、その他の曲はファンだからこそが楽しめる・・・
というケースが多い。
※中にはB'zのような例外もある。(あくまで個人的主観で申し訳ない;)
かれらピアノガイズのアルバムには、彼らが1曲1曲魂をこめた曲が編曲されており、いまCDの売り上げが伸び悩む時代なのに、着実に売上を伸ばしています。
「好みの曲だけをダウンロードする」というスタイルが主流の中で異例のことなのです。
ピアノ・ガイズのWikiには無いプロフ経歴・誕生秘話とメンバーの紹介!
ピアノ・ガイズのメンバー
ピアニスト:ジョン・シュミット
チェロ奏者(チェリスト):スティーブン・シャープ・ネルソン
映像撮影:ポール・アンダーソン
音楽プロデューサー:アル・ファン・デル・ビーク
ピアノ・ガイズ誕生のきっかけが公式サイトに公開されているので、そこから引用したものを訳して紹介します。多少、わたしのアレンジも入れてありますがご了承ください。引用元:http://thepianoguys.com/
What do you get when you mix up a marketing genius that does video, a studio engineer that writes music, a pianist that had a successful solo career, and a cellist that does pretty much everything?
「映像や音楽を活用した才能のあるマーケッターや、音楽スタジオの技術者、ソロですでに経験豊富な、結果をすでに出しているピアニスト、チョロを用いて意外性のある演奏やパフォーマンスが出来るチェリスト」
もし、あなたが彼らを組み合わせて何かをするとしたら、何を考えますか?
The Piano Guys: a miraculous meeting of “guys” with the same intrinsic purpose – to make a positive impact in the lives of people all over the world through music videos.
「ある目的のもとに彼ら4人は引き寄せあい、巡り合いました。『世界中の人々に音楽映像を通じて、ポジティブな衝撃を感じさせたい』そんな目的を心に秘めた男達が奇跡的な巡り合いで生まれたグループ・・・それがピアノ・ガイズなのです。」
それでは、そのピアノガイズ誕生のきっかけを次で話します。
ピアノガイズ誕生のきっかけ
彼らの物語は、アメリカ・ユタ州のとある町から始まります。
ユタ州の南部、セント・ジョージという小さな町に、あるピアノ店があります。
そのピアノ店のオーナーの名前は、ポール・アンダーソン。
ポールは、常々ピアノを販売する為に、画期的な宣伝方法は何かないかと模索していました。
当時、ポールはフェイスブックやSNSなどのソーシャルサービスを活用するマーケティングを独学で勉強していました。
彼は、「go viral(ゴーバイラル)」というマーケティング手法を解説した教材ビデオを通じ、バイラルマーケティングを活用すれば驚異的な影響を世に生みだすことが出来ると感じていました。
もし人々が関心を持ってくれるようなエンターテイメント要素をもつ音楽ビデオと、バイラルメディアを組み合わせて、ピアノの宣伝を潜在的な顧客に届ける事ができれば・・・
しかし、そんなことを一緒にしてくれるパートナーは、なかなか居ない・・・
でも、もし、これに共感してくれる人が見つかったら、多少のリスクを負ってでも、挑戦してみたい。
彼は、日々そんなことを考えながら、ピアノ店の経営をしていたのです。
ある日、一人のピアニストがポールの店を訪れます。
彼の名前はジョン・シュミット
彼は、その日は自分の演奏会の為にセント・ジョージを訪れていました。
ジョンはポールの店に立ち寄ると彼にこう言いました。
「実は、今夜の演奏会のために、ここでピアノの練習をさせてもらえたら嬉しいんだが・・・」
<続きは今晩に更新します>